師走に入り、いよいよ雪のシーズン到来です。
みなさんのお車は冬のタイヤ交換をすでに終えていらっしゃいますか?
雪道を運転する人も多いかと思います。
そこで、車に関連した雪への備えを特集します。
大雪の影響で道路で車が立往生するなど、予期せぬ場合の対処法や備えについて取材しました。

2020年12月に起きた関越自動車道の“立ち往生”の時には、丸2日にわたって最大2100台の車が動けなくなり、やむを得ず高速道路上の車中で過ごさざるを得なかった人が大勢いました。高速道路などでは周辺に店舗もないので、本当に何もできなくなってしまいます。
また、雪が降り続いている場合には、車が雪で埋もれてしまうおそれもあります。
車のエンジンから排出される排気ガスには一酸化炭素が含まれており、車が雪に埋まったままエンジンをかけた状態でいると、一酸化炭素中毒で死亡するケースもあり非常に危険です。

日本自動車連盟(JAF)新潟支部によりますと、車のマフラーが雪でふさがれてしまうと、排気ガスはたった1分で車内に充満してしまうということです。

そこで、エンジンをかけながら車内で過ごす場合には、必ずマフラー周りの雪かきをしておき、少しでも窓を開けて換気することが必要です。