長岡技術科学大学は25日、ハラスメント行為などがあったとして50代の事務職員に対して懲戒処分(諭旨解雇)を行ったと発表しました。

諭旨解雇されたのは管理職の事務職員(50代)です。
大学によりますと、事務職員はおととし6月から今年6月の2年間にわたって複数の職員に対し、不必要に身体に繰り返し触れたり、性的な内容の発言をしたりするなどのセクハラ行為をしたということです。
これらの行為の一部は、業務面談の際に行われていました。

また、事務職員は勤務時間中にSNS等を利用して私的な通信を行っていたということです。

長岡技術科学大学の鎌土重晴学長は、次のようにコメントしています。

「大学の秩序と風紀を乱し、大学の信用を著しく傷つけたことは誠に遺憾であり、被害にあわれた職員を始め関係者の皆さまに深くお詫び申し上げます。
今回の事態を真摯に受け止め、教職員に対し、ハラスメント防止研修の一層の充実・強化を図る等、再発防止に向けた更なる啓発活動を行うとともに、ガバナンスの徹底を図り、就業、就学環境の整備並びに大学の社会的信頼の回復に努める所存です。」