佐渡路線の就航をめざす「トキエア」が実際の機体を使い、初の調査飛行を行いました。距離が短い佐渡空港の滑走路も、9日の天候では問題はなかったようです。
調査飛行では、4月に導入した46人乗りの3号機を初めて使い、新潟空港と佐渡空港を往復しました。

佐渡空港の滑走路は890メートルと、トキエアが就航している新潟空港や神戸空港の半分以下の長さです。9日は、着陸時の進入角度などを確認しました。

トキエア 宮崎邦夫 安全統括管理者
「890メートルという短い滑走路なものですから、飛行機の運用上の性能との兼ね合いで、なかなか厳しいことは事実ですけれども、ご覧いただいたように、きょうのウェットでは十分降りられると」

トキエアは佐渡空港と新潟空港、成田空港などを結ぶ新規路線の開設を計画していて、早ければ今年度末の実現を目指しています。