高病原性鳥インフルエンザが発生した新潟県胎内市の養鶏場で、処分した33万羽の『慰霊祭』が執り行われました。

【記者リポート】
「こちらが鳥インフルエンザが発生した養鶏場です。周りには石灰が敷かれています」

3月11日、この養鶏場では“高病原性鳥インフルエンザ”が確認され、飼育していた採卵用のニワトリおよそ33万羽が処分されました。

あれから1か月となる4月11日、養鶏場の関係者が参列して『慰霊祭』が行われました。

養鶏場を運営する『ナカショク』の本間友生代表らが玉串を奉納し、処分されたニワトリを悼みました。

【ナカショク 本間友生 代表】
「もう前に進むしかない中で、きょうを迎えて従業員、関係者の気持ちも1つになれたと思いますし、こんなに静かになった養鶏場をまた賑やかな活気のある養鶏場にしていきたい。そこからの卵を消費者の皆さんにお届けして評価されるよう、また一歩一歩前に進んでいければと」

【記者リポート】
「すでに防疫措置は完了しているということで、特別に鶏舎の中に入らせて頂いています。奥までは100メートルほどの距離があり、こちらに採卵用のニワトリがいたんですね」