【地域防災力センター 野村祐太センター長】
「“災害リスク避難所等”という危険度マップでは、ご自分が今いるポイントでの災害情報を見ることができます」

例えば、この地域防災力センターがある場所の浸水想定区域の地図には、薄いピンク色が広がっています。この薄いピンク色は、もし洪水などが起きた場合に3~5mほどの浸水が予想される場所を示しています。

【地域防災力センター 野村祐太センター長】
「この付近の浸水想定がこの情報を見るとすぐ分かる。浸水3mで建物の1階が全て浸水してしまう」

信濃川のほうに地図を動かしてみると、ハザードマップの色が濃いピンクに変わりました。5~10mの浸水が予想されることを示す色ですので、緊急時には高層ビルなどの高い建物に避難する必要があります。

さらに、アプリ内の<ライブカメラ>ボタンからは、10分前の川の様子や道路の様子が確認でき、川の水位も知ることができます。

【地域防災力センター 野村祐太センター長】
「大雨の時に、川の様子や田んぼの様子を見に行って命を落とす方もいます。できればこのアプリを使って、現場を見に行くことがないように…」

また、アプリ内の<安否登録>という項目に家族などを登録しておくと、皆がどこに避難しているかも分かります。

自分の住む地域について確認できる新潟県の公式アプリ『防災ナビ』。
災害はいつ起こるかわかりません。
こうしたアプリを活用して普段から防災に備えましょう。