在日アメリカ大使館の公使が横田めぐみさんの拉致現場を視察し「一日でも早く拉致被害者が戻ってきてほしい。日本政府を支持している」と語りました。

【在日アメリカ大使館 ジョン・ナイリン公使】
「私にも娘が2人います。1人は(当時のめぐみさんと同じ)13歳です…」
在日アメリカ大使館で政治政務を担当するジョン・ナイリン公使が9日、横田めぐみさんが45年前に拉致された新潟市立寄居中学校付近の通学路や近くの海岸を、新潟県職員らの説明を受けながら視察しました。

1日に岸田総理と面談しためぐみさんの弟・拓也さんら『拉致被害者家族会』は、「全ての被害者の帰国が実現するなら、北朝鮮への人道支援に反対しない」とする新たな運動方針を掲げましたが、拉致問題が解決に向けて進んでいるとは決して言えない状況です。

【在日アメリカ大使館 ジョン・ナイリン公使】「早く拉致被害者を日本へ戻してほしいとアメリカ政府は日本政府と一緒に求めて、日本政府を支持しています」

ジョン・ナイリン公使は10日に佐渡で、曽我ひとみさんと母のミヨシさんが拉致された現場も視察し、曽我ひとみさんとも面会する予定です。
