北京五輪スノーボード・ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢選手が山形県で子どもたちと交流しました。子どもたちにとっては夢のような時間となったようです。

6日に平野歩夢選手が登場したのは、山形県小国町の横根スキー場。華麗な滑りを終えると、じっと見つめていた子どもたちに笑顔を見せました。

横根スキー場は、平野選手が幼いころから通うホームゲレンデ。練習を重ねてきた特別な場所で子どもたちにスノーボードの楽しさなどを伝えました。

【平野歩夢選手】「自分のホームでずっとここで育ってきたので、そこでようやく帰ってきて、みんなとセッションできるのっていうのは、すごく楽しみなこと」

このイベントは、子どもたちに夢や環境問題などについて考えてもらおうと『ユニクロ』が企画。小学4年生から中学1年生までの17人が招待されました。憧れの平野選手に滑りを見てもらえるだけでなく、一緒に滑るチャンスも…

【参加者は】「平野歩夢選手のアドバイスを聞いて前よりも高く飛べたと思う」

【参加者は】「とても緊張したけれど、とても嬉しい」

平野選手、子どもたちに指導するのはこれが初めてだそうです。上手くなるコツを聞かれると…

【平野歩夢選手】「いいパイプに行ったら、みんないい滑りになると思うので、滑りまくってほしい」

平野選手にとっても、このホームゲレンデで幼いスノーボーダーたちと交流できたことは、特別な時間になったようです。

【平野歩夢選手】「ここで子どもたちと滑ったり、オリンピックが終わってまた戻ってきて。少し恩返しじゃないですけれど、そういう気持ちになってもらえらたら嬉しい。これからも引き続き、子どもたちをサポートできるような形でやっていきたい」

またゲレンデ外でも、子どもたちにエールを送りました。

【平野歩夢選手】「これからどんどん気持ち的にも体も強いと思うし、いろんな意味で強いと思うので、だからこそチャレンジとか夢に対して、ガンガンぶつかっていってもらって、大人になった時にそれを活かしてほしい。ていうのが自分もやってきたことであって、伝えたいことでもある」

今回参加した子どもの中から将来、金メダリストが誕生するかもしれませんね!