将棋の藤井聡太五冠は5日行われた「棋王戦」第3局で渡辺明棋王に敗れ、最年少での六冠達成は持ち越しとなりました。

新潟市中央区のホテルで5日に行われた「棋王戦五番勝負」の第3局。
2連勝でタイトルに王手をかけた藤井聡太五冠が、棋王戦10連覇中の渡辺明棋王に挑みました。
藤井五冠の先手で始まった対局はお互い4時間の持ち時間を使い、最後は1分将棋に。午後8時過ぎに174手で渡辺棋王が勝利し、藤井五冠の史上2人目、最年少での六冠達成は持ち越しとなりました。

【藤井聡太五冠(20)】
「全体的には負けの局面が続いていたとは思うので、まあ仕方ないのかなという感じです」

第4局は、19日に栃木県日光市で行われます。
