JRA日本中央競馬会は7日、2023年度の新規騎手免許試験合格者を発表し、新潟市出身の小林美駒さんが合格したことが分かりました。新潟県出身でJRAの女性ジョッキーとなるのは、史上初めてです。

小林美駒さん(2020年取材)

小林美駒さんは新潟市出身で、中学校卒業後、2020年にJRA日本中央競馬会競馬学校の騎手過程に入学しました。

2020年に取材した際、小林さんは「藤田菜七子騎手を見ても、男性に負けず頑張っている姿なども見て、『女性にもできるんだ』と思ったりして、騎手はそこも魅力だったりする」などと騎手への思いを語っていました。

関係者によりますと、順調にいけばデビューは3月4日、中山競馬場(千葉県)でのレースになりそうだということです。

現在、JRAの女性騎手は藤田菜七子騎手、古川奈穂騎手、永島まなみ騎手、今村聖奈騎手の4人。今回の騎手試験には河原田菜々さんも合格し、これでJRAの現役女性騎手は6人に増えることになります。