新潟県柏崎市劔でさまざまな石材の販売などを行っていた『淵岡商事』が、12日に新潟地方裁判所の長岡支部から、破産手続き開始の決定を受けていたことがわかりました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、現時点での負債額は約1億3000万円と見込まれています。
江戸時代後期に創業した『淵岡商事』は、墓石を中心に扱う老舗の石材専門商社。
平成に入ってからは、中国からの輸入製品の取り扱いもしています。
自社では大規模な加工工場を持たず、研磨まで施された半完成品を新潟県や長野県・福島県などの石材店や墓石店に販売し、ピークとなる1991年の3月期には、年間で約2億3176万円の売上高を計上していました。
しかし近年は、少子化の影響などもあって“墓の在り方”も変化し、共同墓地での埋葬や樹木葬などが増加するとともに、墓自体の小型化も進むなど、墓石そのものの需要が低下。2025年3月期には、年売上高が約4000万円にまで落ち込んでいたもようです。
一方で、慢性的な赤字による債務超過の状態が続くなど財務内容も脆弱で、今後の先行きの見通しも立たないことから、事業継続を断念したとみられています。










