新潟県は柏崎刈羽原発の再稼働の議論の前提として(1)安全な避難方法(2)健康と生活への影響、(3)福島の原発事故の原因の3つを独自に検証しています。

この3つの検証を総括する「検証総括委員会」というものがありますが、この委員会がおよそ2年もの間開かれていないのです。なぜ開かれないのでしょうか…
池内委員長への単独インタビューで県と池内委員長の意見の相違が浮き彫りとなってきました。

21年1月に開かれた検証総括委員会。

【花角知事】「稼働などの判断については県政を預かるものとして責任をもって判断してまいりたいと思う。(検証総括委員会には)3つの検証についての取りまとめを行ってもらいたい」

花角知事が初めて出席し実に3年ぶりに開催されました。
しかし、この日以降およそ2年間開催されていないのです。