“偽名”を伝えただけなのに…

偽名を伝えたのに、わずか30秒で私が犯罪に巻き込まれたことを告げてきました。それも畳みかけるような話しぶりで…。
「判断力が衰えた人なら、だまされる恐れもあるのでは」と感じました。
その後も記者はだまされたふりを続けました。

【記者】
私、新潟に住んでるんですけども。北海道は最近は全然行ったことないです。

【偽金融庁】
かしこまりました。申請の方が、お客様ご本人によるものではないということですね。市立札幌病院も利用したことないと。

【記者】
はい。えっと、保険の金額、保険ですか?診療費?

【偽金融庁】
そうですね、病気だったり、けがですね、こういったものでされる保険金申請というのがなされておりまして。168万5800円の保険金申請ですね。お客様ご本人によるものではないと?

【記者】
全く記憶にない、私じゃないです。

【偽金融庁】
かしこまりました。個人情報漏洩に関しましても何点かご質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。身分証明書だったり、個人情報が記載されている書類など落としたり、なくされたりなどはございませんでしょうか?

【記者】
記憶にないですけども、多分ないと思います。

【偽金融庁】
かしこまりました。ネットショッピングだったり、そういったものはご注文されますか?Amazonは使ったことがありますか?

【記者】
やったことはあります。

すると…