21日、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所『再稼働容認』の考えを示した新潟県の花角英世知事は、自らの進退について「新潟県議会に判断を仰ぐ」と表明しました。

『信を問う』あり方に疑念の声

かつて『原発建設』で揺れた旧巻町の元町長・笹口孝明さんは、「信を問う相手は県議会ではなく県民だ」と花角英世知事の判断を真っ向から否定しました。

「信を問うのは県議会であってはなりません。新潟県民が花角知事を選んだわけですから、信を問う相手は新潟県民だと思います」

笹口さんは、東北電力による巻原発の建設計画の是非を巡る1996年1月の出直し町長選挙で『住民投票実施』を公約に掲げて初当選しました。

条例に基づき行われた全国初の住民投票の結果は、反対が60.85%・賛成が38.55%。原発建設はその後、白紙となりました。

「自分たちの将来を自分たちで決めたということが、住民投票の一番大きな意義」とする一方で、笹口さんは「県議会では県民の信を問うたことにはならない」とします。