この日VISIONを訪れた40代の女性は、子供のころテストの点数が悪ければ父親に怒鳴られ、暴力を振るわれることもあったそうです。

「子供の時に父から虐待を受けていて、母も父の被害者でもあるけど、それを擁護するような母だったんです」
「気が付いたらいつも殴られてて、例えばベランダの上で宙づりにされたりとか、そういう感じ」
「ごはん中は常に、食べた気がしない。常に緊張感の中でご飯を食べて…」

虐待は中学生まで続きました。

就職した会社も、「俗に言うブラック企業だった」そうです。
「ちゃんと数字を達成できなかったり、トラブルが発生した時には、年齢とか関係なくみんなの前で罵倒されて、空気が凍り付くような感じ」
「それが日常茶飯事で…」