ミラノ・コルティナオリンピック™のスノーボード・ハーフパイプで、平野歩夢選手と共にメダルの獲得が期待されている、新潟県妙高市の専門学校生・山田琉聖(やまだ・りゅうせい)選手に迫ります。
「やっぱり、いよいよだなっていうのがあります」
夢舞台を目前に控えた1月26日に、こう語った山田琉聖選手の持ち味は“独創性”で、最大の武器は『スイッチダブルアーリーチャックナイン』。
利き脚と逆の足で滑り、後方宙返りから縦に2回転、横に2回転半する大技で、山田選手は「この技ができるのは世界でもごくわずか」と言います。
「人とはかぶらないことで戦っていけたらいいなと、昔から思っている」
今季、ワールドカップで初優勝し初のオリンピック出場を決めた新星。
北海道札幌市出身でラーメンが大好きだという山田選手(19歳)が技を磨いているのは、新潟県妙高市にある『国際スノーボード&スケートボード専門学校(JWSC)』。
山田選手の成長を、学校の環境が支えていました。
曲面を滑る時の動きなどがスノーボードにも生きるそうで、山田選手はオフシーズンにここで練習をしています。
春から夏にかけて、スケートボード場では体の動かし方やバランス感覚を、トランポリンでは空中感覚を磨いてきました。
「オフシーズン時のトレーニングの精度が、札幌より新潟の方が上がるなと思ったのが一番です。スケートボードもそうだし、トランポリンもそう。全部が学校にあるので、身近にできるのが大きいのかなと思います」

クラスメートたちは、山田選手についてこう話していました。
「練習する時はスイッチ入るのでカチッとして練習すると思うんですけど、友達と一緒にいる時は、ホンワカしている」
「明るいと優しいの“塊”みたいな(笑)」
【JWSC 植木潤副校長】
「彼の人柄からして、普段一緒に学んだり生活する友達とすぐに打ち解け、自分の本業であるスノーボードのトレーニングや技術向上に集中することが、すんなり違和感なく入学してからできたのかなと思います」

『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』のスノーボード・男子ハーフパイプの予選は12日、決勝は14日。
学校ではパブリックビューイングを行い、クラスメートたちも妙高から声援を送ります。
「自分らしい滑りをしてほしいです」
「琉聖は、他の人はやらない自分のルーティンを持ってるので、それを強みに戦ってきてほしいです」
山田琉聖選手は新潟での学校生活について「一緒に生活してきて刺激をもらった部分もある」としていて、「オリンピックでみんなに刺激を与えられるような滑りができたらいいなと思ってます」と意気込みを話しています。

「優勝を目指すのはもちろんなんですけど、一番は自分の滑り、自分の思い描く滑りを、オリンピックの“決勝の舞台”で出来たらいいなと思ってます」













