10月10日は「目の愛護デー」今回の【にいがた ケンジュプロジェクト】はコンタクトレンズの正しい使い方がテーマです。
新潟医療福祉大学の学生に聞きました。
Qコンタクトレンズをつけたまま寝てしまったことがある人?

疲れていて、ついうっかり…ありますよね。
【コンタクトレンズを使用している学生】「お昼寝をしている時に2、3時間つけたまま寝ちゃった。視界がぼやぼやしたり、白いもやがかかった時があってびっくりした」

こちらの学生は目にトラブルが…
【コンタクトレンズを使用している学生】「目のかゆみが出るようになった。(医療機関を受診したら)結膜炎。1週間くらいコンタクトをつけない方がよいかもと話をいただいた」

便利なコンタクトですが、実は心臓のペースメーカーなどと同じ『高度管理医療機器』。使い方を間違えると目に大きな影響を及ぼします。

【新潟医療福祉大学 大学院 健康科学専攻 石井雅子 教授】「角膜は透明な組織で血管がないんです。空気から酸素を取り入れて、それで栄養を保っている。酸素の通りが悪くなるので、最終的には角膜が白く濁る。角膜もむくむので視力の低下につながる」

通常、健康な目は3000個の細胞があると言われていますが、コンタクトのつけすぎなどで酸素が行き渡らないとその細胞は減っていき、一度失われた細胞は再生しません。
(提供)新潟医療福祉大学 大学院 石井雅子 教授

大切なのは、コンタクトごとに定められた一日の使用時間やレンズ本体の使用期間を守ること。手を清潔にして扱うこと。違和感があれば、使用をやめて医療機関を受診することです。

また、特に若者に人気のカラーコンタクトにはこんな注意も…

【新潟医療福祉大学 大学院 健康科学専攻 石井雅子 教授】「着色部分の品質が悪いと、色素が角膜に付着してアレルギーの原因になる。ひどくなると角膜の移植が必要になる危険性がありますので、十分な注意が必要です」
