屋根や外壁が吹き飛ばされたり倒木で損壊するなど、上越市内では建物被害が36件、窓ガラスが割れるなどの被害がおよそ90件発生したほか、三和区の70代男性が転倒して背中に擦り傷を負うなど、2人がけがをしました。

一夜明けた11日には、突風被害のあった上越市内で新潟地方気象台の職員が現地調査を実施し、当時の様子を住民に聞き取り、被害状況を写真に収めました。

【新潟地方気象台 高橋宙次長】
「まず、何が起きたのかということを調べる」
「竜巻のせいなのか?それとも、ダウンバーストという違うメカニズムせいなのか?ということを明らかにしていく」

このほか新潟県内では、魚沼市で少なくとも9棟の住宅被害が発生しています。