拉致被害者の即時帰国を求める国民大集会が24日に東京で開かれ、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母・早紀江さんが悲痛な思いを訴えました。

47年間、娘の帰りを待ち続けている早紀江さんは、集まったおよそ800人にこう訴えました。
【横田早紀江さん】
「どんなに頑張っても何にもわからない状態に置かれたとき、皆さんはどうしますか?何かよい手がありますか?私たちに教えてください」

2024年11月に行われた国民大集会に出席していた有本恵子さんの父・明弘さんが2025年2月に96歳で亡くなり、まだ帰国を果たせていない拉致被害者にとって、親世代で存命なのは早紀江さんだけです。
