冬の季節、冷えた体を温めるお風呂の時間は“至福のひと時”です。
ただ、注意したいのが『ヒートショック』。
最悪の場合には、命を落とすこともあるヒートショックへの対策を、済生会新潟病院(新潟市西区)の循環器内科医・畑田勝治さんに伺いました。

済生会新潟病院 畑田勝治医師
「温度に対しての体の反応ということで、ヒートショックという名前。血管の収縮及び拡張により心筋梗塞、脳梗塞等の発生が増える」
例えばこの時期、暖房のきいた暖かい部屋から寒い脱衣所に移動して服を脱ぎます。すると血管が縮まり、血圧が上昇。さらに浴室も冷えていると、血圧が一気に上昇するのです。そのあとに湯船に浸かると、急上昇した血圧が下がります。
これが『ヒートショック』です。