9合目に着きました。

ここにまつられた二王子神社の「奥の院」でも、大切な冬の準備がありました。
3年前に復活した『黴占い(かびうらない)』だそうです。

【後藤光次さん】
「これは今年の新米を炊いたものです。これを奥の院に納めまして、来年の5月2日に『黴占い』を行います。宮司さんが“カビの状態”でその年の豊作を占うという神事です」

春まで扉は締められて…。
納められた新米は、山頂で冬を越します。