歯ぎしりに特効薬はありませんが、予防や軽減するために意識するといいポイントを聞きました。

日本歯科大学 新潟生命歯学部 水橋史教授
「“大きく口を開けてゆっくり閉じて”というのを何回か繰り返して、口を開けることで閉じるとき・噛みしめるときの筋肉を緩めてあげる。集中した後とか疲れているときほど時々口を開けて緩めるといいかと思います」
また、睡眠時の歯ぎしりを改善するためには寝る前のスマートホンなどの使用を避け、リラックスできることをして過ごすことが大事だといいます。

水橋教授によりますと、歯ぎしり外来には大人だけでなく子どもも来るそうです。
睡眠時、「ぎりぎり」という歯ぎしりの音で親が気付き、相談に来るケースが多いといいます。
ただ、子どもの場合は歯の生え始めや生え変わりの時期でかみ合わせが安定していないために起こることも多く、その場合は歯ぎしりは次第になくなっていくということです。