2024年夏に世界文化遺産への登録が期待されている新潟県佐渡市の『佐渡島の金山』に、観光客を呼び込むための街づくりはどうすればいいのか?
金山のお膝元となる相川地域では、歴史的資源で地域活性化を目指し、100年先の街づくりを見据えたユニークなホテルが誕生しています。

佐渡市相川北沢町にある北沢浮遊選鉱場には今春から、たこ焼きの「屋台」が出店しています。
古びたコンクリートの遺構にツタのからまる選鉱場は、今回世界遺産登録を目指す史跡には含まれていませんが、まるで“天空の城”のごときその唯一無二の風景は、多くの観光客を魅了しています。
この出店を企画したのは、相川地域の商工会の若手らでつくる街づくり団体『相川車座』です。
出店にはある経緯がありました。