大気の状態が非常に不安定となっている新潟県内。新潟市では27日、小屋の屋根が飛ばされるなど突風が原因とみられる建物被害が相次ぎました。
屋根がはがれ、骨組みがむき出しになっている小屋。突風による被害と見られています。

27日から大気の状態が非常に不安定になっている県内。新潟市 西区では27日午後1時ごろ、小屋の屋根が飛ばされたという情報が相次ぎました。

【記者リポート】「こちらのお宅では飛んできた屋根が接触しブロック塀が傾いています」

飛ばされた屋根の一部で近隣の住宅の屋根が被害を受けました。

【近くに住む人は】「音がしたから大きなトラックでも来たかなと思ったら、そのうちに家が揺れた」

新潟市が調査したところ、西区と中央区で合わせて3棟の建物被害が確認されたということです。

また、西区 鳥原にある上越新幹線の関連施設では地下タンクの鉄製のふたが道路に飛ばされ、乗用車2台に接触しました。

飛ばされたのはおよそ45キロとおよそ2キロのふたで、乗用車はタイヤがパンクしましたが、けが人はいませんでした。

新潟地方気象台は県内全域で29日明け方にかけて落雷や突風、急な雨に注意するよう呼び掛けています。











