新潟県上越市の「鵜の浜海水浴場」のシンボルでもある『人魚像』が、現在撤去されています。その背景には海水浴場で起きていた“ある異変”が関わっていました。

【記者リポート】
「ありました、あそこです。台座はあるんですけど、人魚像はありません。張り紙を見ると『一時退避』と書いてありますね」

夏には多くの人で賑わうこの場所に、かつてあった「人魚像」。
しかし現在、残っているのは台座のみ。

なぜ、人魚像は“退避”したのでしょうか?

【上越市柿崎区総合事務所 石澤親久次長】
「10月くらいに大きな波があって、人魚像の土台まで波が来ているということで、冬季に向かって波が強くなっていくときに、人魚像自体が被害を受けちゃうんじゃないかということで…」

2023年12月に上越市は、人魚像を波から守るため、一時的に退避させました。

しかし、波による影響は人魚像だけではありませんでした。