1000冊を超える蔵書 新潟や出雲崎につながるものも―
普段出会わない本と出会う…そのための工夫が『蔵と書』には、そこかしこに散りばめられています。

石坂優さん
「これが『ホントの出会い』って言って、本の中の一節と写真だけで本を選ぶというので、中にどんな本が入っているかわからないので、言葉とのフィーリングで本を選ぶ。中身の本が小説だったりとか、エッセーだったり絵本だったり、時に漫画だったり。普段読まないジャンルや作家さんの本に出会える」
2階へと上ると、写真や絵を展示するギャラリーも見えてきます。本が好きな人もそうでない人も訪れやすい“居心地のいい空間づくり”を心掛けているそうです。

見附市から来た人
「字を読むのが、どちらかというと苦手なほう。(本好きの)仲間入りをしたい。好きになりたい、もっと楽しめたらいいかなと思ってここに寄らせてもらった」
「今みんなスマホがあるので、デジタルに行ってしまうと思うが、紙の本を読む、活字に触れるというのはやっぱりそこから得られるものもあるし、人生が豊かになると思うし、自分が経験できないことを本からもらえると思うので(書店は)なくならないでほしい」