これまでは、紫雲橋交差点と笹越橋交差点までのおよそ850メートルの区間で反対車線へ横断できる道がありませんでしたが、鐙(あぶみ)交差点のほか、去年12月には南笹口交差点が開通し、住民らにとってバイパスの利便性が高まりました。

【北陸地方整備局 新潟国道事務所 渡邉博幸 副所長】
「今までちょっと遠回りをしていた方も横断しやすくなりますので、人の往来もしやすくなったのではないかと考えております」

さらに、現在は車が高架化道路の下を走るのに必要な高さを確保するため、地面を下げる工事を行っています。

【北陸地方整備局 新潟国道事務所 渡邉博幸 副所長】
「皆さまにご不便をかけることになりますが、しっかりと広報をしながら工事をしっかり進めて早期の完成を目指して進めていきたいと思っております」

渋滞の解消や交通事故の減少へと期待される『万代島ルート線』。いまのところ完成時期は未定だということです。