「八甲田演習」まであと2日… 背負う装備は20キロ

「八甲田演習」を2日後に控えたこの日。本番で背負う20キロの装備を準備する視線も真剣そのものです。
陸上自衛隊第5普通科連隊 施設作業小隊長 金田広大 2等陸尉(34)
「本番についてはつらいと思うけれども、みんなで一丸となって誰かがつまづいたら、誰かがサポートしなければいけないと思うし、準備のときから先輩たちについては、しっかりと若手を牽引して引っ張っていけるようによろしく」

そして迎えた2月1日。八甲田・小峠の出発地点。冬の八甲田で199人が犠牲となった雪中行軍。日本の山岳遭難史に残る120年前の惨事を教訓にした「八甲田演習」では、当時の順路と一部が重なる7.5キロの行程が組まれています。

コースは上り坂の連続、スキー初心者には厳しい場面が続きます…。