「1秒でも早く…」中学生が考えた『津波からの避難』

県は、防災教育に関する発表会を青森市で開き、このなかで、モデル指定校となっている県内3つの中学校が、これまで取り組んだ新たな教育モデルを発表しました。
このうち、三沢市立第三中学校がテーマとしたのは、「津波からの避難」です。

三沢市立第三中学校の生徒の発表
「全校で日本海溝沖を震源とした地震の津波の想定を学びました。学区への津波到達時間が15分早くなったことがわかりました。そこで1秒でも早く津波の浸水域を出るため、これまでの訓練を場面ごとに見つめなおす学習に取り組みました」

「1秒でも早く津波の浸水域を出るため―」。生徒たちが、そう考えた背景にあった『津波の速さ』とは…。