暑すぎた2023年の夏… 涼を求める小学校…

小林春彦カメラマン
「板柳町役場前の掲示板は40℃です」

県内では2023年、真夏日が7月・8月・9月で弘前が57日、三戸で49日にものぼりました。この過酷な暑さの中で吹き出る汗をぬぐいながら仕事をしていたのが、青森市の小中学校の教職員です。

教職員室にクーラーはありません。校長先生も半袖半ズボンで勤務しながら、少しでも涼を求めて様々な対策をしていました。

横内中学校 横山博校長
「スポットクーラーを購入させていただいた。涼しい環境を作っているような状態です。ただ、クーラーがあるといいなというのが正直な気持ちです」

この異常な暑さは、農作物にも多大な影響を与えました。

せいの農園 清野耕一社長
「軽い日焼けだったらまだ家庭用としても売れますが、ここまで焼けて茶色くなってしまうと加工用にしかならないのでリンゴ農家としてはすごく損害が大きい」

県内では、早生種のリンゴ「つがる」などで日焼けが相次ぎます。「夏秋いちご」も一部の実が変色するなどして大きな被害を受けました。こうした環境の変化が影響したのか、2023年相次いだのが…。