4年ぶりに戻ってきた「夏祭り」の光景

この夏、青森県内に4年ぶりの光景が戻ってきました。各地の夏祭りがコロナ禍前とほぼ同じ方式で開催され、運行関係者、観客ともに青森が誇る伝統文化の魅力を体感しました。

訪れた人は
「マスクないのが一番ですよね。今年はみんなの楽しい顔がみれてすごく楽しい」

4年目となったコロナ禍、社会生活を大きく変えたのは…。

岸田総理
「原則としてこの春に5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたい」

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけは、5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行となりました。

これに先立ち、春先から様々な場面で感染対策は緩和され、入学式などの晴れの舞台でもマスクを外すことが認められるようになっていきます。

弘前大学の新入生は
「マスクになれたらちょっと恥ずかしくなってしまうので普段からこうやって顔を出していくのがいいんじゃないかなって」

弘前さくらまつりでは、4年ぶりに園内で敷物をしいて飲酒を伴う宴会ができるようになり、来場者数は4年ぶりに200万人の大台を回復しました。海外からの観光客も増え、青森港では過去最多となるクルーズ客船35隻が寄港。さらに、台湾などの海外からのチャーター便も復活しました。

2024年1月20日には青森・ソウル線の定期便が3年10か月ぶりに運航を再開することが決まり、アフターコロナでは観光分野が順調に回復してきています。