「優等生だと思っていました」250円を下回らない卵 その背景は…

河村庸市キャスター
「価格が比較的安定していることから物価の優等生と呼ばれてきた卵。しかし近年は高止まりしています」
青森市のマエダストア虹ヶ丘店で卵が並ぶ売り場を見ると、11月29日の価格は1パック10個入りで258円となっています。200円を切るのは週に一度、170円で売られる特売日だけです。

買い物客
「ほかのものを節約しても卵はわりと高いものを選んでいます」
「手に取りやすい値段になってくれれば助かる」
「(物価の)優等生だと思っていました。今までは」

通常であればクリスマス需要の12月にピークを迎え、正月明けからは下がる推移をとりますが、「JA全農たまご」によりますとMサイズ1キロあたりの価格は2022年11月以降250円を下回っていません…。

背景にあるのはほとんどを輸入に頼る採卵鶏のえさの高騰に加え、139万羽が処分された2022年12月の三沢市での鳥インフルエンザ発生でした…。