2024年1月に青森・ソウル線が3年10か月ぶりに運航を再開することを記念し青森県庁に横断幕が設置されました。大韓航空は路線の維持に向けて日本側の利用促進が重要だとしたうえで、今後、需要に応じて増便を検討するとしています。
2024年1月20日の青森・ソウル線の定期便運航再開を記念して27日に宮下知事や大韓航空の関係者が県庁で横断幕を除幕しました。宮下宗一郎青森県知事は大韓航空のイ・ソグ日本地域本部長に対し、再開を契機にした青森の誘客に強い意欲を伝えました。
宮下宗一郎青森県知事
「コロナを乗り越えて国際定期便の再就航で非常にうれしく思いますし末永く続く、未来永劫続いていくように頑張っていきたい」
大韓航空は2024年1月分は円安を追い風に韓国での販売が好調で全体の7割ほどは予約で埋まっているとして、今後は日本側の利用促進が重要で需要に応じて週3往復からの増便も検討するとしています。
大韓航空 イ・ソグ 日本地域本部長
「まずは最少限が週3便だと思います。最少週3便を運航して需要を見極めながら広げたい。少なくとも(座席数の)30%以上は日本のお客さんに利用していただきたい」
運航再開に伴い県や青森商工会議所などは補助事業を実施して格安の旅行プランを販売し、利用促進をあと押しするとしています。