園児たちが火事が起きた時の対応を学びました。青森県秋の火災予防運動の一環として田舎館村の保育園で防災教室が開かれ、園児たちは煙の中を避難する疑似体験に取り組みました。

弘前消防本部が18日、田舎館村の光田寺保育園で開いた防災教室には園児約50人が参加しました。18日の教室では園庭に火災が起きた時に煙が充満する中での避難を疑似体験できるハウスが特別に設けられました。園児たちは保育士を先頭にハウスの中へ入ると煙は上へあがる性質があるためなるべく姿勢を低くすることなど火災が発生した時の対処方法を体験しながら出口へ向かっていました。

園児は
「だいじょうぶです。めっちゃモクモクしてた」
「前見えなかった」

このほかにも保育士や職員による消火訓練が行われ、園児たちは火災を防いだときの対応を学んでいました。弘前消防本部は10月22日までの青森県秋の火災予防運動の期間中、板柳町と弘前市の保育園でも同様の防災教室を開くことにしています。