職人減少も民芸品として価値見直され人気高まる『津軽竹籠』

これとともに「竹細工の里」として活況を呈したのが旧岩木町の愛宕地区周辺です。材料の根曲がり竹が岩木山で豊富に採れることから竹細工は特産品になっていました。地域で100軒以上が手がけ、繁忙期には一家総出で制作しました。
三上司さん
「夏冬にたくさん作っても足りないだけ売れた。いまごろの時期は、みんな残業してやった」

職人として60年以上の経験を積んできた三上さん。薄く裂いた竹を組み合わせるだけで丈夫な籠を作り上げます。この『津軽竹籠』もプラスチック製品が出回るのに合わせて作り手は減っていき、いまでは愛宕地区周辺の職人は三上さんを含め2人だけになりました。
ただ、近年は素朴な佇まいと使いやすさから「民芸品」としての価値が見直され、人気が高まっているといいます。
三上司さん
「インターネットで調べたと買いに来る人もいる。遠くから。見る人が見れば欲しがって買いに来る。(竹籠作りを)できるかぎりやる」
職人が丹精込めて作る竹籠は、津軽の風土に根ざした工芸品として生まれ、時代を超えて愛されています。

三上さんが作った竹籠は青森県弘前市岩木地区の「オヤマ・アグリサービス バイパス店」で購入することができます。津軽の風土に根ざしたものとして見直してみてはいかがでしょうか。













