東京商工リサーチによりますと、インテリア・総合家具販売などをてがける弘前市の㈱かさい(資本金4948万円)が、1月20日付けで青森地裁弘前支部より破産開始決定を受けました。
負債総額は、5億5900万円にのぼるとみられています。
東京商工リサーチ青森支店によりますと、㈱かさいは1948年4月に畳荒物販売を主として創業。1966年に家具部門を開設し、1968年にかさい商店の商号で法人化。1971年1月に一度家具部門を分社化するも、住宅の洋風化による畳材卸部門の低迷を受け、2013年1月に系列会社のかさい家具㈱、かさい園芸㈱と経営統合していました。
また、2014年8月には新事業として「悠悠いきいき倶楽部」、2015年には広告宣伝事業部も立ち上げ、事業規模の拡大・多角化を図って「総合家具館かさい」として相応の知名度を誇り、ピーク時には10億円を超える売上高を計上していました。
しかし、大手資本などとの競争や仕入れコストの高騰などで、主力の家具部門が低迷。アウトレット家具部門「ベストプライス」を展開するなど売上拡大策を講じたものの、減収傾向に歯止めがかからず赤字経営が続き、資金繰りも次第に悪化していたということです。
近年は不採算店舗を順次閉鎖し、2025年8月には青森市の「ベストプライス青森店」を閉店し、実店舗営業からは完全に撤退していました。
破産開始決定は20日付け(青森地裁弘前支部)で、負債総額は25年1月決算期時点で約5億5900万円にのぼるとみられています。












