青森県八戸市の弁当製造会社「吉田屋」の弁当による集団食中毒問題について、八戸市保健所は26日、食中毒患者が26都道県で394人になったと調査情報(速報値)を公表しました。これを受けて吉田屋は27日、自社のHPを更新し『追加のご報告(被害にあわれた方の人数等について)』として吉田広城社長のコメントを公表しました。
以下、コメント内容の全文です。
昨日、八戸市保健所より、食中毒と断定された方の人数が現時点で394人に上ったとの発表がありました。現時点でもお1人の方がご入院されているとのことです。
食中毒の被害にあわれた方に対し、あらためて謝罪申し上げます。申し訳ございません。一日も早いご快癒を祈念申し上げております。
また、このように多くの方々に被害が生じていることから、ご不安を抱いておられる方も多くいらっしゃるかと存じます。衷心よりお詫び申し上げます。
なお、被害にあわれた方が喫食された商品(弁当)の具体的な品目に関しては、商品を販売された店舗からの報告とともに保健所から提供を受けた情報をもとに特定を進めております。
併せて、保健所の説明にありましたとおり、食中毒を生じさせた原因に関しては、現在保健所において調査中でございます。当社も、この調査に全面的に協力をしております。
当社が提供をした食品の検体及び当社の設備にかかる拭取り検体からはいずれも菌が検出されていないとのご報告がありましたが、当社は、県外の委託業者より仕入れた食材の受入れの状況等を合めて、原因の究明に引き続き協力を行って参ります。
さいごに、この間も、商品を販売された店舗の関係者の皆様におかれては、お客様への説明や返金対応のためにご尽力をいただいております。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。