オンラインカジノで400回近く金をかけたとして、青森県警は30代の男性巡査長を停職3か月の懲戒処分にしたと明らかにしました。この男性巡査長は、賭博の疑いで書類送検もされています。

懲戒処分を受けたのは、津軽地方の警察署に勤務する30代の男性巡査長です。

警察によりますと、巡査長は2024年1月~2025年4月にかけて海外のオンラインカジノサイトに県内から接続し、少なくとも396回「スロット」や「バカラ賭博」をしたとされています。

巡査長は、勤務時間中にオンラインカジノサイトの決済代行業者に94回入出金し、約530万円を賭博に費やしたということです。

青森県警が捜査を進めていた事件に巡査長の関与が浮上。今回の件が発覚しました。このため県警は11日付で、この男性巡査長を停職3か月の懲戒処分としました。

また、巡査長は11日までに、賭博の疑いで青森地検へ書類送検されているということです。

県警の聞き取りに対し、巡査長は「申し訳ありませんでした」と反省の言葉を述べて容疑を認めたということで、すでに依願退職しています。

※県警が12日に発表した補足説明の内容を記事に反映し、更新しています。