◆田村さんちの家計簿
一家の収入源は、地域の方々のお困りごとに対応する御用聞き。支出は、自家栽培の野菜の他に必要な食料費と、温泉代、スマートフォンの契約料、ガソリン代など合わせて月約4万円。究極のスローライフとも思えますが、実は気力と体力が必要な生活。なぜこのような暮らしをしてみようと思ったのでしょうか。
◆「おニューな暮らし」生活すべてが壮大な実験
余一さん「高校生ぐらいの時から環境問題っていうのに関心があって、どうやって生きたら環境を破壊せずに生活ができるのかなと。ここは実家の土地なんですけど、使い道がなく空いていたので、ここで何か実験的なことをやってみようと思い始めました」ゆにさんは、結婚に際して不安はなかったのでしょうか?
ゆにさん「以前から、自然に寄り添った生活をしたいなっていう、ぼんやりしたイメージはありましたので」

最初は一人で始めた自給自足生活も、今では自身の家族との3人暮らし。めざすのは「ゴージャス貧乏、フベンでカイテキ。デジタルとアナログをコネクトするおニューな田舎暮らし」。持続可能な自給自足生活をめざす田村さんの生活は、古くて新しいライフスタイルなのかもしれません。
