地震被害の“爪痕”が残る青森県内を厳しい寒さが襲います。
12日は各地で「真冬日」となり、23の観測地点のうち9地点で今シーズンの最低気温を観測しました。
JNN取材団 市川麻耶 アナウンサー
「東北町の道路が陥没した現場では、今日も雪が降るなか、復旧作業が行われています。その影響で、この道路は片側交互通行となっている上に、きのうからの雪で路面状況が悪くなっています」
地震により道路が陥没し、車が転落した東北町乙供の国道394号です。午前9時ごろに一時雪が強まるなか、作業員が崩れた土を運んでいました。
工事の完了時期について、見通しはたっていないということです。
12日の県内は、強い冬型の気圧配置の影響で、厳しい冷え込みとなりました。
12日朝の最低気温は、平川市碇ヶ関で-7.2℃を観測するなど、県内23の観測地点のうち9地点で今シーズンの最低気温を観測しました。
また、日中の気温も平年を下回り、21地点で最高気温が0℃未満の「真冬日」となりました。
明日13日も冬型の気圧配置が続き、曇りや雪の予想ですが、寒さは12日よりわずかに和らぐ見込みです。
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