木造の三連太鼓橋としては日本一長い青森県鶴田町の鶴の舞橋。9月から大規模な改修工事が行われるため、工事が始まる前のいまの姿を見納めしようと、全国から多くの人が訪れています。

全長約300メートル、木造の三連太鼓橋としては日本一の長さを誇る鶴の舞橋。津軽富士見湖や岩木山と形作る絶景で観光スポットとしても高い人気を誇ります。ただ、完成から29年が経ち老朽化が進んでいて、板がひび割れたり踏むと大きくたわむ場所もあります。このため、鶴の舞橋ができてから初となる大規模改修工事が9月1日から行われる約3年間かけて行われることになり、いまは工事前の鶴の舞橋を見納めようと多くの観光客が訪れました。

※岩手から来た観光客
「今のうちじゃないと見られないと思って来ました。駆け込みで。天気も良かったので来られて良かったです」
※東京から来た観光客
「あそこの水が、雲が反射しているのを見てすごくきれいなところだと思ってびっくりしました。(工事が)3年間!?じゃあ本当に来て良かった」

観光ガイドの竹浪正顕会長に訪れたらぜひ、見て欲しいポイントを教わりました。

※鶴の舞橋観光ガイド 竹浪正顕会長
「ここからの眺めです。岩木山を真ん中にして撮ると、三連の橋が映るように、わざとずらしてある。9月1日の工事が始まれば渡れなくなりますので今のうちにたくさん来ていただいて渡っていただければと思います」

工事は3期にわけて行われ、1期は9月1日から2024年3月末まで。工事期間中は全面通行止めになります。この絶景を楽しむため、今週末にでも訪れてみてはいかがでしょうか。