気象庁が14日（火）の午後に発表された最新の「短期予報解説資料」によりますと、中国の華中～西日本の日本海側にのびている秋雨前線は、15日にかけて西日本～東日本を南下、16日には再び北上する見込みです。

このほか、16日朝までには、前線上の日本海中部には新たな低気圧が発生。発達しながら16日夜には三陸沖へと進むとみられています。

これらの前線や低気圧に向かう暖かく湿った空気の影響で、大気の状態は非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるということです。

このため、気象庁は西～東日本では16日にかけて、北日本では16日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増 水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょうには注意を。局地的には竜巻などの激しい突風に注意。南西諸島では16日にかけて、落雷や突風、急な強い雨に注意するよう呼び掛けています。

また、今週末18日（土）～19日（日）にも発達する低気圧の影響で、天気が崩れる可能性があります。

気象情報は日々変わっていくため、今後も気象庁の最新の情報、天気予報には留意する必要があります。

※【雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。