青森県むつ市では冬の農業としてハウス栽培したタラの芽の収穫が今、盛んに行われています。
むつ市川内町袰川(ほろかわ)地区にある鴨田輝雄(かもだ・てるお)さんのハウスでは、1月中旬からタラの芽の収穫が始まり、いま最盛期となっています。タラの芽は畑で栽培した原木を10センチほどに切り分けてハウス内に設置した水を張った温床の中で育てます。15度前後に保ったハウスで1か月ほどすると薄緑色の芽が伸びてきて、これを収穫します。むつ市川内町でのタラの芽の収穫は4月中旬まで行われ、愛知県を中心した中京圏に出荷されます。