平井さんは青森市役所前で7月28日に行われた追悼集会にも出席し、犠牲者を悼むとともに戦争の悲惨さを訴えました。

※平井潤治さん「焼夷弾が雨あられのごとく落ちてくるなかを、大勢の市民が田んぼに避難してきました。家族がばらばらになり泣き叫ぶ子供、人を探す声。(市街地は)ほとんどが焼け野原になってしまった」

終戦から78年。戦争を知らない世代が増えるいま、平井さんの胸にこみ上げるのは「同じ過ちをくり返さないでほしい」という切実な思いです。

※平井潤治さん「戦争はしてはならない、二度と戦争はしてはならない。我々の責任だから、

ねぎらいもそうですけど、後世に残していかないとだめだ」