青森県おいらせ町で6月9日、道路標識の柱が倒れて下校中の小学生のランドセルに接触したことを受けて三沢警察署では管内の標識の点検を進めています。

※レポート 小林憲治 記者
「おいらせ町で標識が倒れたことを受けて三沢警察署の署員が管内にある標識の点検作業を行なっています」

点検作業はおいらせ町と三沢市で行われています。12日は三沢警察署の署員2人が百石小学校周辺で標識の柱や板を押したり叩いたりして、安全性に問題がないかを確認していました。

三沢警察署管内では6月9日、おいらせ町染屋の町道で歩道脇に設置されていた道路標識の柱が下校中の児童に向かって倒れました。児童にけがはありませんでしたがランドセルに接触しました。倒れた柱は長さ3.5メートル、重さ15キロで腐食して根元から折れていたということで、三沢警察署は管内3000か所の標識の点検を進めています。

※三沢警察署交通課規制係 蝦名秋芳 巡査長
「けがをする方がいたら大変なことですので、絶対ないように点検をしっかり確実にやって未然防止に努めていきたいと思います」

三沢警察署では学校周辺から進めている点検作業を早期に終えたいとしています。