Q得票数40万票をどう受け止めた?

大変大きな期待を寄せていただいてるなというふうには感じています。プレッシャーというよりは本当にこの40万票を追い風にしてですね、もう本当に大改革というか、青森県を思い切り変えていきたいなというふうに思っています。むつ下北の票を見て、もう本当にですね、地元の皆さんの熱い気持ちを感じました。昨日実は当選セレモニーの直前に市民の方からむつ市で虹が出たよっていう話がですね、何件も何件も来ていて、そのときにこれはもう大丈夫なのかなとちょっとそういうふうに思いました。市内に行くとみんなの応援してるっていう雰囲気ではなくて、心配してるっていう雰囲気があって、いや本当にこの心配っていうのが宗一郎大丈夫かと。宗一郎って言ってないです、みんなまだ市長って言っています。ちなみに今の山本市長ですら私のことまだ市長とたまに間違えて言っています。本当市長大丈夫か、心配だなっていう気持ちが票になるっていうのは凄まじい結果だったなというふうに振り返ってますし。この票差っていうことで考えると、実は3市と同じぐらいの票差になっているんですね。この応援というか、この心配というか、熱意というか、これはもう自分にとって本当に改めて、地元の皆さんにも感謝申し上げたいですし、むつ下北の皆さんにも感謝申し上げたいです。また40万票というですね、ちょっと想定もしていなかったような大きな票をいただきましたので、本当に全県全市町村の有権者の皆さんに心から感謝申し上げたい。ありがとうございます。

Q政党の色あいは乗り越えられる?

仲いい夫婦でもけんかするときはあると思うので、選挙のとき、国政選挙のときは仲が悪くても、県民に向き合ってるときに、あえて喧嘩する必要は私はないと思うんで、本当に地方議会と国会との違いというものがにじみ出るような県政運営ができれば、政党色の色合いは少しずつ薄まっていって、一つの青森県になれるようになれるような形を作っていけたらいいというふうに、今は私はそう思っています。

Q三村知事から何かお祝いのメッセージはきたか?

当選おめでとうと、見事で感服しましたと

Qメッセージ?

メッセージ。電話はずっと皆さんの取材を受けたんで電話出られなかったので、そういうふうなお話でいただいてます

Q今日すがすがしい表情をしているように見えますが、まだ興奮冷めやらなう部分あるかと思います。昨夜眠れましたか?

今日はなんか目覚めが早かった、その清々しいというよりは、なんか意外とずっとこの選挙戦通じて冷静な自分がいたような気がしています。
特に何か今日だから清々しいということもなくて日に日に責任の重さを痛感しているような気がします。ただ本当に大事なことって、いつも自然体でいることが大事だと思うんで、これからもつらいときこそ笑顔でいられるように頑張っていきたい。

Q今朝はどのように過ごしましたか?

起きてすぐ走りに行って、ちょっと新聞を買って、事務所来て新聞読んで、今に至ります。山崎努先生の仏壇にご挨拶に、岩男さんもそこにいらっしゃるので、ずっと前の知事ということもあって、ご報告にいってきて、そして今ここでこうして過ごします。

Q40万という過去最多得の得票を得られました。以前に青い旋風を巻き起こしたいというお話をされたと思うんですけれども、一方で、今回の選挙戦の逆風だと、常に逆風にされているというコメントもありましたが、振り返ってみてですねこの青い旋風というのは起きたでしょうか?

起きたんでしょうね。すごい起きたんでしょう。やっぱり文化活動的に選挙が展開できたというか、もうなんか、途中から何か文化祭みたいな選挙になったような感じがあったんで、非常に風が起きた選挙だったなというふうには思います。

Q風が起きた原因という理由というのはどういうふうに分析されていらっしゃるか、改めてお伺いいたします。

やっぱりその選挙とか政治とか、県政っていうのが自分のことだっていうふうに思ってくれた人がすごく多かったんだと思います。その連なりというかその広がりというものがこの40万票に繋がったし。57%ですか、投票率が上がったということにも繋がったんではないかと今のところ私は考えています。

Q最後に自分ごとだというふうに思わせたのは宮下さんご本人だと思うんですけれども、その仕掛け作りであったりとか、工夫というのはどういうことを心がけてらっしゃった?

いやもう政治っていうのは基本なんですよ。今目の前に人とどう向き合うかっていうことだけで、その数をいかに増やしていくかということを徹底してやった結果だと思います。戦術とか戦略とかっていうのは、様々あると思うんですけど、それは技術論であって、本当にその心の繋がり絆を多くの県民の皆様とこの期間結べたということが非常に大きかった。そういうふうに感じてます。


選挙戦から一夜明け 初当選の宮下宗一郎氏 会見(後半)続きを読む