Q人事の改革も含まれる?

人事も含めて全てですね、ともかく政策だと思いますけど。

Q関連して、副知事の人事というのは新しい方の起用を想定?

そのことについては今現職の皆さんのお考えがまず全てだと思っていますので、その前に私から何か申し上げることはございません。

Q県庁大改革に関して?

予算とか人事ということよりもむしろ組織機構の話だと思います。ですから今の大部と課の体制でいいのかということ、あるいは県民局と県庁の関係、そういったところもゼロベースで見直していって、今の時代にふさわしい青森県。あとは関係機関、研究機関がたくさんありますから、そういったところも含めてですね、組織機構の大幅な見直しをこれからしていきたい。県庁の職員の人たち、非常に優秀な方々がいらっしゃるというふうに私は思っています。普段、市長として接しててもそういうふうに思うんです。ただ必ずしも力を発揮できる環境にあるかどうかっていうことがすごく大事で。別に今があるとかないとかではなくて、時代とか政策とかっていうのはどんどん変わってくるのでそれにふさわしい、やっぱり組織であるべきだっていう思いがあるので、その機構組織っていうのは、しっかりと改革していかないといけない。別に1回目は大改革になると思うんですが、それで終わりということではなくて、毎年やっぱり組織機構というのを見直すべきだというふうに思ってますので、断続的にその組織機構改革というのは進めていきたいと思っています。1回目が大改革になるのか、2回目が大改革になるのか、とりあえず4年してたら、ガラッと変わっている。そういう環境になると思います。

Q年度内だったり、年内だったりの早い期間?

見通しは立てたいですよね。こういうふうに変えるって見通しは立てる。実際変えるのは年度の変わり目が一番いいと思う。そういうことだと思いますし、あとやっぱり物価の本部を作るっていうこと自身も一つの縦割りの排除というか、そういうことになると思いますので、そういったところからスタートして、できるところからスタートして、効率よく風通しよく、県民目線で職員が生き生きと働けるような県庁を目指していきたいと思います。

Q県庁の大改革のほかに具体的に新しいスタイルは?

知事が県民のところに飛び込んでいくっていうスタイルは大事なので、対話の機会というものを増やしていきたいというふうに思っています。やはりこの一次情報ってすごい大事で、どうしても市長やっててもそうなんですけど、部長が上げてくる市民の暮らしの情報と、実際ユニバースとかマエダで話しかけられて聞く話って全然違う。そういう本当に県民の暮らしに身近な情報というか、そういうのをしっかりと取ってこれる政策というか、形というか、そういうものを作っていきたいですよね。

Q就任後も選挙戦でやってこられたあの講演会や講習会というようなものを定期的に開いていく?

やっていきたい

Q今回の選挙戦でも非常に様々なメディアを駆使していろんな情報発信に取り組まれたと思います。この強い発信力、知事になった後も県政運営に生かされていくと思いますが、これからどのように青森県を発信していくのか具体的なイメージは?

今本当にメディアが複数あって、そもそもテレビを見る人たち、それから新聞を読む方々ていうのが報道という意味ではベースになっている。そのもう一つ広報という意味で、SNSホームページだけではなくて、Facebook、TwitterインスタグラムそれからTikTokですか。こういったことが今のメディアですよね。受け取る側は受け取る側の方が結構、多様性があって、いつもテレビ見る人いつも新聞読む人。テレビと新聞読む人、SNS見ない人SNSしか見ない人っていうのがいるので、今も選挙しながらずっと分析しながらやってきたんですが、県政の発信そのものも、外に向けた発信というのももちろん大事なんですけど、多分メディアというか新聞やテレビの皆さん通じてやることになると思いますが、内に向けたというか県民に向けたメッセージとか県民の皆様に向けた発信は、そうしたですねSNSを駆使してやるということの方が届くというふうに思うんです。双方向だし、双方向である。そういうのは今やってること以上に展開できたらいいかなと思います。そのとき大事なのはやっぱり自分の言葉、これどういうふうに乗せていくか。
気持ちが乗っている言葉をどうのせていくかということを大切にしながら発信していきたいと思います。

Q保守分裂だったいう指摘がある中で、先ほど仲間を増やしていきたいというふうにおっしゃいました。知事になられると県議会議員の方と一緒に仕事をする、ときには対峙をするという形になると思いますが、県議の先生方とどういうコミュニケーションを図っていきたいか?

県議会の議員の皆さんも地域の代表っていう面と、それから全県の代表という面があって、1人1人の議員の皆さんそれぞれ青森県の代表であるということは間違いない。私自身も青森県の代表であることは間違いない。それぞれがそれぞれ青森県の代表であるということの自覚の中で議論を進めていけば、政党ということのその色合いっていうのは少しずつ、なんていうんですか、乗り越えられるようなものだというふうに私思っています。ですからその政党の対峙を前提にするんではなくて、県政をどう運営していくかと。青森県をどう良くしていくかと、どういうふうに青森県民の皆様の暮らしに向き合っていくかということを中心に皆さんと議論を進めていきたいというふうに考えています。