青森県東通村で、県の天然記念物の「寒立馬(かんだちめ)」が出産シーズンを迎えていて、このほど可愛い子馬1頭が誕生しました。



産まれたのは体長1メートルほどで黒色の毛並みをしたメスの子馬です。東通村によりますと、4月16日、寒立馬を放牧している尻屋崎(しりやざき)で子馬が産まれているのを確認したということです。子馬は20日、母馬と一緒に牧場の中を駆け回ったり、お乳を飲んだりして、その愛くるしい姿を見せています。これから大型連休に向け多くの人を楽しませる寒立馬たちですが、安全に見学できるよう対策がとられています。

※小泉 基 記者
「新たに1頭仲間が増えた寒立馬ですが、今年もこのゲートの先からは入ることができません」

村では、今回出産した馬が初産で興奮しているため2021年に引き続きゲートを設けるということです。

※訪れた人は
「馬が興奮するから今は距離を置いてると聞いてちょっと残念です」

寒立馬は6月上旬までにあと4~5頭ほど子馬が生まれる予定で、村は子馬の成長を遠くから見守って欲しいとしています。