青森県津軽地方の伝統のこま「ずぐり」の製作を体験するイベントが29日黒石市で行われました。

黒石市の津軽こけし館で開かれた「ずぐり入門虎の巻」は伝統的な「ずぐり」の魅力を知ってもらおうと津軽こけし工人会が毎年開いていて、29日は9人の子どもたちが参加しました。子どもたちは手回しのロクロとペンを使ってオリジナルのずぐりを製作したあと、さっそく雪の上でずぐり回しに挑戦。

ずぐりの摩擦を少なくしてより長く回せるように「ばんこ」と呼ばれる自分のフィールドを作り思い思いに楽しんでいました。

※参加した子どもは
「色が良い感じでうれしい」
「細かいところを色付けするときに中側に線がないし調整ではみ出してしまって難しかった」
「(ずぐりは)昔の気分のまま楽しめることが良い。失敗したけどかっこよいこまになりました」

黒石市では2月11日に、全日本ずぐり回し選手権大会も3年ぶりに開催される予定です。