青森県六ヶ所村の国道で25日、軽乗用車同士が衝突する事故があり、乗っていた85歳の女性が死亡したほか、双方の車を運転していた男女1人ずつが重軽傷を負いました。

25日午後1時15分ごろ六ヶ所村出戸(でと)の国道338号で軽乗用車同士が衝突する事故がありました。

この事故で一方の車の乗っていた六ヶ所村泊の無職・村畑(むらはた)サヨさん(85)が腹などを強く打って村内の病院に運ばれました。村畑さんは当初、意識がありましたが、その後に容体が急変し、約4時間半後に死亡しました。村畑さんが乗っていた車を運転していた女性(48)は軽いけがでした。また、もう一方の車を運転していた男性(67)は鎖骨を折る重傷です。

警察によりますと、現場は片側1車線の直線道路で、事故当時は風に乗った雪で視界がさえぎられるホワイトアウト状態で見通しが非常に悪かったということです。警察で事故の原因を調べています。