青森県内は27日も多くの所で真冬日となり厳しい寒さが続いています。断続的に降っていた雪の勢いは一旦、落ち着いているものの、29日は大雪の恐れがあり週末は警戒が必要です。

27日の青森県内は時折、日差しがさす天気となりました。ただ、放射冷却が強まったことで日中も気温は上がらず、平川市碇ヶ関でマイナス14.4℃、弘前でマイナス10.4℃と今シーズンの最低気温を観測するなど、23の観測地点のうち20地点で最高気温が0℃未満の真冬日になりました。連日の厳しい寒さで、青森市では路面が冷えて固まり、車が走りづらくなっている場所や、歩道が雪に埋もれている場所が見られました。

※青森市民は
「歩けないから車道を歩いて車がきたら立ち止まって「ストップしてください」って手を上げています」

気象台によりますと、28日から冬型の気圧配置が強まり、このあとの24時間降雪量は山沿いで30から40センチ、平地で15から20センチ、さらに29日までの24時間では山沿いで50センチから70センチ、平地で30センチから50センチと予想されています。警報級の大雪になる可能性もあり週末は警戒が必要です。